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KNOCK(ノック)とは?韓国で話題の「とろけるボディトナー」ブランドを徹底解説【どこで買える?香りの選び方】
韓国でいま何が起きている?「ボディケア版トナー」という新発想
韓国のコスメシーンでは、ここ数年「化粧水(トナー)の概念をボディケアに持ち込む」という動きが目立ち始めています。顔用のサラッとしたトナーのように、ベタつかず瞬時に肌へなじむボディ用アイテムが登場し、従来の「とろみのあるボディローション」とは違う選択肢として注目を集めています。
その流れの中で、韓国のファッション&ビューティー誌『Harper’s BAZAAR Korea』が、美容エディターの推薦による「2026年に注目すべきK-beautyブランド」の一つとして取り上げたのが、今回紹介する「KNOCK(ノック/노크)」です。同誌の特集では、ヴィンテージ缶風のボトルに入ったボディトナーや、チェスの駒を思わせるブレンドオイル、詰め替えパウチ入りのセラムミストといったラインナップとともに、「ローションすら重たいと感じる人に支持されている」「香水のように香りが長く続く」ブランドとして紹介されています(Harper’s BAZAAR Korea)。
一方で、日本ではまだほとんど知られていません。2026年10月時点で実際に調べてみると、Qoo10には出品があるものの、並行輸入を扱うセラー(DGRM、SEOUL LOUNGE、ROUTE K SEOULなど)経由のみで、ブランド公式ショップは出店していません。代表商品「メルトイン ボディトナー」の最もレビューが多い出品でも4件程度と、まだ日本語での情報はごく限られています。美容口コミアプリ「LIPS」で検索しても、商品登録自体が見当たりませんでした。「韓国では話題だけれど、日本の検索では出てこない」状態のブランドと言えそうです。
KNOCKはどんなブランド?韓国での人気の根拠
Numbuzin・fweeを手がける「ビナウ」の新ブランド
KNOCKは、日本でもQoo10などで見かけることが増えてきたスキンケアブランド「Numbuzin(ナンバーズイン)」やコスメブランド「fwee(フィー)」を展開する韓国企業・株式会社ビナウ(benow)が手がけるボディケアブランドです(Benow (company) - Wikipedia)。ブランド表記は「knock,」で、公式サイトやSNSでもカンマ付きの表記が使われています。
Numbuzin・fweeがどちらかというと「かわいらしさ」を打ち出すブランドだったのに対し、KNOCKは香水のような香りの作り込みや、カフェやセレクトショップを思わせるパッケージデザインで、やや大人っぽい・無国籍な世界観を打ち出しているのが特徴です。前述のHarper’s BAZAAR Koreaの記事でも、写真映えする店舗空間や「持っていたくなる」商品デザインが注目を集めている点が紹介されています(Harper’s BAZAAR Korea)。
ソウル聖水(ソンス)にオフライン拠点「Knock Archive Seongsu」
KNOCKは2025年11月15日に正式ローンチし、同時にソウルの聖水洞(ソンスドン)に旗艦店「Knock Archive Seongsu」をオープンしています。オープン前のプレスイベントには、ブランドミューズを務めるアーティストのナナ(NANA)が訪れたことも韓国メディアで報じられました(Asia Business Daily)。
店内は「フランスの古書店とマーケットを掛け合わせたような空間」とも紹介されており、商品を実際に試せるコーナーに加え、来店者がギフト包装を自分でアレンジできる「ギフトワークショップゾーン」が設けられているのも特徴です(同記事)。こうしたオフライン体験を伴うローンチの仕方自体が、韓国のビューティー業界で「新しいブランドの立ち上げ方」として話題になった側面もあります。
特徴・注目成分・使い方
看板商品「メルトイン ボディトナー」とは
KNOCKの看板商品が「メルトイン ボディトナー(멜트 인 바디 토너)」です。一般的なボディローションよりも軽い、化粧水に近いテクスチャーが特徴で、海外メディアのレビューでも、水のように軽い液状で、べたつかずに肌になじむ点が紹介されています(Fashionista)。
もう一つの特徴が香りの作り込みです。ピスタチオ、キャラメルト(キャラメル)、ゼスティ(柑橘系)、シーソルト、ソウルバニラといった「おいしそうな香り」に加えて、無香料タイプも用意されています。韓国のSNS上のレビューでも「香水をつけなくていいと言われる理由が分かるくらい、香りが柔らかく長く残る」といった感想が見られました(threads投稿)。
配合されている成分
海外のレビュー記事では、メルトイン ボディトナーにはスクワラン、ナイアシンアミド、ペプチド、セラミドなどが配合されていると紹介されています(Fashionista)。
- スクワラン:皮脂になじみやすく、保湿目的でスキンケアによく使われる成分です
- セラミド:肌表面の水分保持に関わる、うるおいを守る目的で配合される成分として知られています
- ナイアシンアミド・ペプチド:肌を整える目的でスキンケアに広く使われる成分です
いずれも「配合されている」という事実の紹介であり、特定の肌悩みを解消する効果を保証するものではありません。実際の感じ方には個人差があります。
使い方
使い方自体は一般的なボディローションと大きく変わりません。入浴後、タオルドライした肌に適量を広げ、全身になじませるのが基本の流れとして案内されています。液状でサラッとしているため、顔用トナーと同じ感覚で手のひらで伸ばしやすいのも特徴です。
韓国での口コミ・評判の傾向
韓国の個人ブログやSNSのレビューを見ると、好意的な声としては次のような傾向が見られます。
- 「ローションよりも軽く、べたつかずにするっと肌になじむ」(언니의파우치 unpa.me)
- 「香りが柔らかく、長く続く。パッケージのデザインも洗練されていて、飾っておくだけで雰囲気が変わる」(threads投稿)
一方で、気になる点として挙げられている声もあります。
- 強い保湿感を求める人には向かず、乾燥が特に気になる場合はクリームと使い分けた方がよいという感想(언니의파우치 unpa.me)
- キャラメルトのような甘い香りは好みが分かれ、甘さの強い香りが苦手な人には合わないという声(同レビュー)
こうした口コミは個人の感想であり、使用感には個人差があります。
全体としては「テクスチャーの軽さ・香りの個性」を評価する声が中心で、「保湿力の強さ」を求める人にはやや好みが分かれる、という傾向がうかがえます。
価格と日本での買い方
2026年10月時点でQoo10を確認したところ、メルトイン ボディトナーは100mlで約3,000〜3,600円、300mlで約5,000〜5,500円ほどで出品されています(価格は出品セラーや時期により変動します)。現時点で日本国内のAmazon・楽天市場での取り扱いは確認できていません。購入できる主なチャネルは次の2つです。
- Qoo10:並行輸入のセラー経由での出品が中心です。Qoo10で見る
- 公式サイト(韓国からの海外発送):ブランドの公式オンラインストアには日本語・円表示のストアも用意されています。公式サイト(日本語ストア)を見る
公式サイトでの購入は韓国からの海外発送となるため、通関や配送に数日〜1週間以上かかる場合があります。送料については注文金額によって条件が変わることがあるため、購入前に公式サイト上の最新の案内を確認することをおすすめします。
購入時の注意点
Qoo10での購入は、現時点では並行輸入品が中心です。並行輸入品自体が直ちに問題というわけではありませんが、正規販売ルートと違い、保管状態や製造からの経過期間がセラーによってばらつく可能性があります。購入前には次のような点を確認しておくと安心です。
- 出品ページに製造時期や仕入れルートの記載があるか
- セラーの評価やレビュー件数、直近の評価の傾向
- 極端に安い・相場からかけ離れた価格になっていないか
また、Qoo10では「メガ割」と呼ばれる大型セール期間に割引やクーポンが集中する傾向があります。開催時期は毎回告知されるため、購入を急がない場合はセール時期に合わせて検討するのも一つの方法です。
定番品と比べて何が違う?
KNOCKのメルトイン ボディトナーを理解するうえで比較しやすいのが、すでに日本でも知られているボディケアの定番品です。
イリユン(ILLIYOON)のセラミド配合ボディクリームとの違い イリユンのセラミド配合ボディクリームは、こっくりとしたテクスチャーでしっかりと肌を覆うタイプとして日本でも定番として知られています。一方、KNOCKのボディトナーはそれとは対照的に、液状でスッと肌になじむテクスチャーを売りにしています。「しっかり守る」クリームタイプと、「軽く整える」トナータイプという、位置づけの違う2つのアプローチと捉えると分かりやすいかもしれません。
一般的なボディローションとの違い ドラッグストアでよく見かける一般的なボディローションの多くは、とろみのある乳液状のテクスチャーです。KNOCKはそれよりもさらに軽く、顔用化粧水に近い感覚で使える点と、香水のような香りの作り込みに力を入れている点が差別化ポイントになっています。
こんな人におすすめ/おすすめしない人
おすすめな人
- 夏場や汗ばむ季節でも、ベタつかずサラッと仕上がるボディケアを探している人
- 香水感覚で香りを楽しみたい人、来客時に目につくパッケージのデザイン性も重視したい人
- 新しいK-beautyブランドをいち早くチェックしたい人
おすすめしない人
- 乾燥が気になる季節に、しっかりとした保湿感・密着感を求める人(クリームタイプの方が合う可能性があります)
- 日本国内で正規販売店からすぐに購入したい人(現時点では購入チャネルが限られます)
- 無香料以外の強い香り付きアイテムが苦手な人
まとめ
KNOCKは、Numbuzin・fweeを手がける韓国ビナウが2025年11月にローンチした新しいボディケアブランドで、2026年のHarper’s BAZAAR Koreaの特集でも「今注目のK-beautyブランド」として取り上げられています。看板商品のメルトイン ボディトナーは、従来のボディローションとは一線を画す軽いテクスチャーと、香水のような香りの作り込みが特徴です。
日本ではまだQoo10の並行輸入品と公式サイト(韓国からの海外発送)が中心の買い方となり、購入ハードルはやや高めです。一方で、だからこそ「まだ知られていない今のうちにチェックしておきたい」ブランドとも言えます。気になった香りやテクスチャーがあれば、まずは小さいサイズから試してみるのも良さそうです。